ふなっしーになりたかった

氷河期サバイバーの雑記

正義は勝たず、悪は栄える

「悪は栄える」これは今も昔も不変の現実だ。

あらゆる物事にはルールがある。スポーツでも、仕事でも、日常生活でも。ルールを破ればたちまち何らかの制裁が行われるため、ルールを破る人は少なく、また「ルールを破る行為は損」だと、思われている

だが、実際には、ルールを破ることで即制裁につながるようなことは少ない。というよりも、ルールを破ると制裁を受けるのではなく、ルールを破ったことが公になり、追求されることで初めて制裁につながる。つまり、バレなければ、バレても追求されなければ、ルール違反でマイナスを被ることはない。

世の中の成功者はこれを知っている。

普通の人は、ルールを守ることに固執する。それは道徳的には素晴らしいことだが、その分のチャンスを逃している。

一部の人は、ルールを守った方が得なケースと、ルールを破りながらそれがバレないよう対処した方が得なケース、両方を考える。

単純にチャンスが2倍というだけではない。ルールを破ることにリスクが存在するため、その選択をする人は少ない。つまり、競争相手が少ないということだ。チャンスも多ければ、勝ち残る可能性も多くなる。

例えば、多くの経営者はルールを破っている。労働基準法を正しく守っている会社は少数派だ。労働基準法を破っても、日本では追求されない。破っても問題ないルールなら平気で破る。それで多額の利益を得ることを、一部の人は選択するし、結果を見ればそれが正しいというケースは少なくない。その人にとっては、だが。

また、法律以前の問題で、「この報酬格差はありえない」というケースも多々存在する。これは、法律違反ではないので、法律上は正当な行為だ。だが、自分だけが特別に利益を得ることを良しとしない、公平な姿勢はそこにはない。これを平気でやれる人が、世の中では成功者となる。

さらに、世の中には驚くほど詐欺が横行している。訪問販売や情報商材など目立つものばかりが叩かれているが、普通の会社の普通の営業も相当に酷い。ありもしない効果を謳い、必要無いものを必要と思い込ませるために洗脳し、下請けから買い叩いた商品を何倍もの値段で売りつける。それで利益を得ている。

こういった事情からわかるように、世の中は、悪が利益を得るチャンスを得、善はそのチャンスを失ってしまうという状況になっている。

善には善で、真面目さ、正直さの見返りがあると思いたい。しかし、社会を知れば知るほど、成功者を知れば知るほど、会社の仕組みを知れば知るほど、圧倒的に悪が有利な現実がわかってしまう。

私はたとえ勝者になれたとしても、悪に成り下がりたくないという思いがある。しかし、勝ち目のない戦いにさらされて敗者になるのもごめんだ。第3の道は、不利な状況で勝つという道だが、そんなことが出来ると思うほど自惚れてもいない。

この残念な現実の中で、皆はどう折り合いを付けているのだろうか。